シンポジウム『オホーツクの生態系とその保全ー海生哺乳類と漁業との共存』
日時:2013年6月22日(土)15:00−17:30
場所 北海道大学 地球環境科学研究院 2階大講義室(D201室)
(札幌市北区北10条西5丁目 JR札幌駅より徒歩10分 地下鉄南北線北12条駅より徒歩5分)
どなたでも聴講できます。入場無料。
プログラムはポスターをご覧ください。

今回も河川水の栄養塩と溶存鉄濃度分析が主たる目的です。流域の農地では、遅い春を待ちかねた農家の皆さんが、忙しそうに農作業に従事されておられました。
例年にない遅い桜の開花日の翌日ということもあり、暖かい日差しに恵まれ、網走川の最下流から最上流部まで、順調にサンプリングを行うことができました。夜は、オホーツク流氷館において、アムール・オホーツクプロジェクトのお話をさせていただく機会があり、網走市観光課やオホーツク流氷館のスタッフの皆さんと楽しい夜を過ごすことができました。
これから毎月、網走川や沿岸域でのサンプリングを予定しています。
昨年9月末にアムール・オホーツクコンソーシアムが主催して実施した日本・中国・ロシア・モンゴルの研究者によるアムール川の研究クルーズの成果を英文レポートとしてまとめました。電子版は以下でダウンロード可能です。
“Report of the Joint Research Cruise in the Amur River 2012″
今回のレポートでは、アムール川の水質観測の現状について、中国、ロシア、モンゴルの担当者がそれぞれ執筆しています。また、汚染状況や環境復元事業などについての報告もあります。どうかご覧ください。
4月12日 公益社団法人 日本雪氷学会北海道支部 理事会(於 札幌)
4月17−19日 河川水サンプリング(網走)
4月24−25日 会議(東京)
5月10−13日 佐渡(私用)
5月15−16日 会議(東京 極地研究所)
5月17−18日 公益社団法人 日本雪氷学会北海道支部 研究発表会(於 札幌)
6月5-6日 京都大学 講義
6月12−14日 河川水サンプリング(網走)
6月17-18日 低温研 研究集会 「世界の氷河変動」
過去2年間にわたり、大学院生2名と一緒にやってきた網走川での仕事がきっかけとなり、網走市と北海道大学低温科学研究所の間で相互協力協定が締結される運びとなりました。
著者割りにて購入可能です。2割引き(送料込)で、10,530円です。ご入用の方はコメント欄に連絡ください。あとでメールでやりとりさせていただきます。高価な本ですので、個人での購入は難しいと思います。お近くの公立図書館にリクエストをしていただければ、大変うれしいです。
よろしくお願いします。
ミニ研究会 森川海とその保全
日時:3月6日13:00~
場所:低温科学研究所 新棟 3F交流ラウンジ
プログラム
1. 夏目奏「土地被覆・土地利用の違いが河川水質成分および沿岸の磯焼けに与える影響評価 ~道南 上ノ国を例に~」
2. 藤島洸「流域の土地利用が河川溶存成分に与える影響評価:網走川の事例」
3. 倉野健人「網走川流域ガバナンス」
4. 長坂晶子「森川海と流域保全(仮)」
5. 三島啓雄「GISと流域(仮) 」
6. 河原淳「「NPO法人 えんの森」の取り組み(仮)」
7. 白岩孝行「アムール・オホーツクシステムから考える流域保全」