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2月 13

ウラジオストック

Vladimir Ilyich at dawn

日露の生態系保全に関する会議でウラジオストックに出かけてきました。2泊3日の超特急の旅。1995年から欠かさず訪問しているウラジオストックですが、毎回、その変化には驚かされています。とりわけ、日ロ協会の訪問団として昨年5月に出かけて以降の変化には目を見張ります。もちろん、その理由は昨夏開催されたAPEC。空港ターミナルは一新され、空港から街まで急行列車ができていたり、高速道路が整備されていました。街中の渋滞は相変わらずでしたが、ザラトイログに架かる美しい橋も完成し、まさに日本に一番近いヨーロッパの街になりました。

会議自体はいろいろ事前にハプニングがありましたが、十年来お世話になっているロシア科学アカデミー極東支部太平洋地理学研究所のピョートル・Ya.バクラノフ先生のリーダーシップの下、大変有意義な議論をすることができました。

2013年にウラジオストックで開催を予定している日中露モ四カ国の研究者による第3回アムール・オホーツクコンソーシアム国際会合の日程などに関する打ち合わせも進展し、短くも充実した旅となりました。

写真は早朝のウラジオストック駅前の公園のもの。朝日に映えるレーニン像が、極東ロシアの太平洋への窓としてのウラジオストックを象徴しているような景観でした。

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