Archive for the ‘outreach’ Category

5月10日-13日 統合環境地理調査法実習(十勝地方)
5月18日 北大環境科学院 修士論文中間発表
6月3日 野外行動学実習(塩谷丸山)
6月6月 北大環境科学院 修士論文中間発表
6月7-8日 京都大学講義「流域・沿岸域統合管理学」
6月21日 ロシア研究打ち合わせ(札幌)
6月22日 北大環境科学院 修士論文中間発表
7月13日 科研費打ち合わせ(東京)
7月24日 低温研共同利用「陸海結合システムの解明」研究会(札幌)
7月27日 河川基金研究成果発表会(東京)
7月31日-8月1日 低温研共同利用「北東アジアの環境保全に向けた認識共同体の構築とプログラム化」会合(札幌)
8月3日 日露推進委員会・海域ワーキンググループ会合(斜里)
8月4日 知床世界自然遺産地域科学委員会(斜里)
8月24-25日 北海道大学大学院環境科学院入試
8月26日-9月9日 スイス実習
9月12-15日 別寒辺牛川調査
10月2-5日 別寒辺牛川調査
10月15-23日 ロシア カムチャツカ調査
11月3日 北方四島専門家交流20周年記念 成果報告会(札幌)
11月6日 北海道岩見沢農業高等学校 SSH講演
11月11-13日 別寒辺牛川調査
12月2-3日 研究打合せ(法政大学)
12月13-14日 共同研究会合(金沢大学)

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昨日届いた『湿地の科学と暮らし 北のウェットランド大全』です。斬新な表紙が素敵です。364ページの厚い本。

自分にも跳ね返ってくることを承知で書きますが、多数の執筆者によるオムニバス形式で書かれた本は、よほど編者の方針(と締め付け)がはっきりしていないと、内容が漠然となり、(著者の数に比例するがごとく)総体としての一冊の魅力が低くなるように思います。だから、普段はこういう本は買いません(^^;

この本は湿地に関わるそのオムニバス形式の本ですが、編者が執筆者に執拗に何度も改稿を要求してきた珍しい例で、執筆者の一人である私は本を手に取るまで全体像を知ることができませんでした。おそらく編者は全ての執筆者に同様な対応をしたことと思います。私自身は、正直なところ、論文じゃないし、なんどもやりとりするのはかなわんなぁ。。と思ってましたし、本にもあまり期待していませんでした(ゴメンナサイ)。

が、こうして出来上がったものを読むと、湿地が実に多方面の人達を惹きつけ、湿地研究がとても奥の深い分野であることがわかりました。けっこう学術的な内容が多いのですが、巻末には丁寧な用語解説もあって、編者の努力が報われているように思えました。

若い頃は湿地とか平野にはなんの興味もなくて、いつも高いところ、遠い異国にばかり目を向けていたけれど、実に実に、面白いことは足元にたくさん転がってるなぁと思う今日この頃。

値段もわりとリーズナブルなので、湿地に興味がある方、北海道をよりよく知りたい方にはオススメです。私自身、この本から学ぶことがたくさんありました。

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40年前のこと。シカゴ大学の英文学の教授だったノーマン・マクリーンが自身の家族のことについて記した半自伝的小説を発表しました。当初、どの出版社も取り合ってくれなかった原稿は、結局、マクリーンの勤務先であるシカゴ大学出版会から世に出ることになりました。”A River Runs Through it”と題されたこの小説は、やがてアメリカを代表する一冊となり、映画化もされました。

この小説の出版40周年を記念して、シカゴ大学出版は“Backcasts: A Global History of Fly Fishing and Conservation”を出版しました。アメリカを中心とし、世界の各地でフライフィッシングに携わる人たちが、川といかに付き合い、川やそこに棲息するサケ・マス属に果たした役割を包括的に扱った本です。日本の事例は、硬派な釣り雑誌として日本では最右翼(最左翼という言葉があったらこっちを使いたい)に位置づけられるフライの雑誌社を率いる堀内正徳さんが執筆されています。ご縁があって、堀内さんの原稿を英文にする仕事をさせていただきました。

川や流域の保全や管理には様々なステイクホルダーが存在します。川やそこに棲む生き物にもっとも思いを寄せてきたのが釣り人であった一方、残念ながら彼らの存在はマイナーなものとして、川や流域管理の中では目立ってきませんでした。しかし、この本には、無数の釣り人達が実践してきた川の再生の物語が凝縮しています。

うれしいことに、このアメリカで企画され出版された本の表紙を、我が国の在来種であるヤマメ、サクラマス、アマゴの三匹が飾っています。この本をきっかけに、日本の川で釣り人の果たす役割と可能性についてもきちんと考えていきたいと思うようになりました。

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平成25年から26年にかけてニッセイ財団のご援助により実施した風蓮湖プロジェクトの成果が本として出版されました。詳細は出版元の北海道大学出版会のサイトをご覧ください。

低温科学研究所が発行している低温研ニュースに、2016年の国後島での河川調査について書きました。

低温研ニュース No.42

2017年1月10日、NHKの視点・論点でオホーツク海の話をさせていただきました。なぜオホーツク海が他の海に比べて豊かなのか、その豊かな恵みを将来にわたって持続するために必要なことは何か。放送された内容がWEBサイトで公開されておりますのでご覧いただけましたら幸いです。

「オホーツク海 豊かな恵みを守るために」

詳しくは以下のポスターをご覧ください。
See the poster below for more details.

12月3-4日 東北大学(仙台)
国際シンポジウム 北東アジアの環境:文化的認識と政策的関与

2016年10月10-14日にロシア連邦ウラジオストック市にあるロシア科学アカデミー極東支部 太平洋地理学研究所において標記タイトルの国際シンポジウムが開催されました。私も以下の発表を行いました。

A new possible source of dissolved iron in the Amur River basin, by T. Shiraiwa, M. Yoh, T. Onishi, Y. Tashiro, T. Kubo, V. Kim, V. Shesterkin and A. Antonov

このシンポジウムは中国とロシアで交互に開催されている国際シンポジウムです。ロシアと中国が主体で、韓国や日本からの参加者がありました。自然資源の利用や越境環境問題の解決には、多国間の協力が必須です。北東アジアにおける学術協力の場として大切にしていきたいシンポジウムです。

2016年10月25-26日、日本とロシア連邦の両政府が二国間協力として取り組んでいる日露隣接地域生態系保全協力プログラムのワークショップがモスクワにあるロシア連邦天然資源・環境省において行われました。日本からは5人の専門家が派遣され、外務省・環境省から派遣された担当官2名と共に、ロシア側の参加者と気候変動下における日露隣接地域の生態系の変化について情報交換と討議を行いました。ワークショップの成果は、近日中に公開される予定です。

外務省からの報道発表

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2016年3月5日、中国黒竜江省社会科学院において、第四回アムール・オホーツクコンソーシアム国際会合が開催されました。主催者の中国はもちろん、日本、ロシア、モンゴルからコンソーシアムのメンバーが参加し、アムール・オホーツク地域の越境環境問題とその解決に向けた活発な議論が行われました。詳細については近日中にとりまとめてご報告する予定です。