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6月 24

知床半島の海洋ごみ調査

今年も知床半島の雪が融けて入域できるようになったので、2019年からモニタリングを継続している海岸に大学院生3人と出かけました。今年は漂着ごみに加え、海底に堆積したごみを探査するための科学研究費が採択されたため、水中ドローンを用いる調査も開始しました。京都大学からは、環境法をご専門とされる共同研究者の島村教授にご参加いただき、自然保護区内の海岸漂着ごみの処理について検討していただきました。
 2日間の短期間ではありましたが、天気に恵まれ、予定していたモニタリングと海中のごみ探査は完了しました。次は6月下旬の船舶を用いた半島先端部での調査となります。今回も知床アウトドアガイドセンターの関口さんご一家にはたいへんお世話になりました。また、無線機を貸与してくださった知床財団、林道を使用させてくださったオホーツク総合振興局網走建設管理部と北海道森林管理局知床森林生態系保全センターにも感謝申し上げます。

ルシャ海中