昨年のワークショップのプロシーディングスが公開されました。環境ガバナンスの実践・方法論・可能性を、東アジアとヨーロッパで比較するという試み。

Proceedings of EE-REG Workshop “Comparison of Environmental Governance in East Asia and Europe” is now available.

AOC2013Poster

We will hold the 3rd International meeting of the Amur-Okhotsk Consortium from October 7 to 8, 2013 at Vladivostok, Russia. Tentative program of the meeting is now available at our website below. We would welcome anyone who are interested in the natural environment and its conservation in the Amur Okhotsk region and the northeast Asia.

第3回アムール・オホーツクコンソーシアム国際会合を2013年10月7−8日にロシア連邦ウラジオストックで開催します。暫定プログラムは以下で閲覧可能です。アムール・オホーツク地域の自然環境とその保全に興味をもっていらっしゃる方の参加を歓迎いたします。

Program

Please visit our website for further detail about the Amur-Okhotsk Consortium.

アムール・オホーツクコンソーシアムの詳細については、こちらへどうぞ。

poster_A_1_0717

ちょっと先の話で恐縮ですが、11月5日に2013年サスティナビリティウィークの催しのひとつとして、「知られざる極東ロシア」というシンポジウムを開催します。北大で極東ロシア研究に携わってきた研究者がこれまでの成果を回顧し、今後の方向性について分野を超えて議論します。参加無料。事前登録が必要です。

個人的な回想で恐縮ですが、1995年にカムチャツカ半島に足を踏み入れたことがきっかけで、その後18年間もこの地域に関わることになりました。また、ロシア極東に座標の原点を置くことは、北海道を南に位置づけることにもなり、新しい視点で北海道を見る機会も与えてくれました。北海道とロシア極東、これから益々面白くなりそうです。

We will hold a symposium entitled “Mysteries of the Russian Far East -Achievements of Scientific Collaboration with Hokkaido University” on November 5 in Sapporo city. You are welcome to join this symposium.

学術論文 “LAND USE CHANGES IN THE TRANS-BOUNDARY AMUR RIVER BASIN IN THE 20TH CENTURY”がロシアの学術雑誌 GEOGRAPHY, ENVIRONMENT, SUSTAINABILITYに掲載されました。PDFはコチラの4−19頁です。

7月10−12日 網走川・網走湾調査
7月29日  修士論文発表会
8月26−27日 大学院環境科学院 入試
9月17−20日 公益社団法人 日本雪氷学会研究大会(北見)
10月1−3日 国際シンポジウム(ロシア、ハバロフスク)
10月5−9日 第3回アムール・オホーツクコンソーシアム国際会合(ロシア、ウラジオストック)
11月5日 極東研究シンポジウム(札幌)
11月26−28日 International Symposium on the Connectivity of Hills, Humans and Oceans (Kyoto, Japan)

シンポジウム『オホーツクの生態系とその保全ー海生哺乳類と漁業との共存』

日時:2013年6月22日(土)15:00−17:30
場所 北海道大学 地球環境科学研究院 2階大講義室(D201室)
(札幌市北区北10条西5丁目 JR札幌駅より徒歩10分 地下鉄南北線北12条駅より徒歩5分)
どなたでも聴講できます。入場無料。
プログラムはポスターをご覧ください。

130605_シンポポスター

photo

南極学特別実習III(野外行動学実習)の最後のプログラムとして、小樽に近い丸山に出かけてきました。実習内容は、丸山登山と読図・観天望気です。今年は19名の大学院生が参加してくれました。樋口和生リーダー(国立極地研究所)をはじめとする合計5名の講師が引率しました。

天気にも恵まれ、山頂で読図と観天望気の実習が行われました。

いつもながら、下山後の小樽の地ビールが格別でした!

photo

5月25日から27日にかけて、今年2回目の網走川調査にでかけました。今回は、新しく入学した修士1年生が3名同行しました。このうち、1名は網走川とその沿岸域を修士論文の研究テーマとする予定です。

今回も河川水の栄養塩と溶存鉄濃度分析が主たる目的です。流域の農地では、遅い春を待ちかねた農家の皆さんが、忙しそうに農作業に従事されておられました。

例年にない遅い桜の開花日の翌日ということもあり、暖かい日差しに恵まれ、網走川の最下流から最上流部まで、順調にサンプリングを行うことができました。夜は、オホーツク流氷館において、アムール・オホーツクプロジェクトのお話をさせていただく機会があり、網走市観光課やオホーツク流氷館のスタッフの皆さんと楽しい夜を過ごすことができました。

これから毎月、網走川や沿岸域でのサンプリングを予定しています。

Field burn

雪が融けて農作業も始まりました

2013年度が始まり、新入生は講義に忙しい毎日ですが、時間を見つけて今年度初の網走川の調査です。4月は融雪洪水開始期であり、これまでデータを取り損ねていたので、本流を中心に河川水のサンプリングを行いました。1人の作業は効率が悪いな。

Lake Kussharo

時間が少しあったので、藻琴山に登ってみました。見下ろす屈斜路湖の湖面にはナント湖氷が浮いています。いや、今冬の寒さはハンパじゃなかったですね。

さて、これから毎月のサンプリングが始まります。次回は新人君と来たいな。

New report from the Amur-Okhotsk Consortium

昨年9月末にアムール・オホーツクコンソーシアムが主催して実施した日本・中国・ロシア・モンゴルの研究者によるアムール川の研究クルーズの成果を英文レポートとしてまとめました。電子版は以下でダウンロード可能です。

“Report of the Joint Research Cruise in the Amur River 2012″

今回のレポートでは、アムール川の水質観測の現状について、中国、ロシア、モンゴルの担当者がそれぞれ執筆しています。また、汚染状況や環境復元事業などについての報告もあります。どうかご覧ください。